「貿易実務」と「エクセルマクロ」 (7)

原産地証明(Certificate of Origin)


現在、先にリストアップした「貿易実務」と「エクセルマクロ」との関連について、お話ししています。

今回は、原産地証明についてお話しします。

実は、折角だからと、原産地証明書の書式をこのブログでご紹介しようと、東京商工会議所で原産地証明書用紙を購入しようとしたのですが、購入できませんでした。不正輸出防止の為ということで、会社名を商工会議所に登録しておかないと、購入できないようです。

ということで、ネットで調べてみたのですが、下記サイトですと、書式もワード(WORD)ですが、ダウンロードできますので、原産地証明書の作成方法についてはご参照されたら如何でしょう。

横浜商工会議所

上記サイトに書かれていること以外にも、細かい規則があるので、事前に各地の商工会議所に相談、照会されるのがよろしいでしょう。

原産地証明書には下記事項を記入しなければなりません。

1. Exporter (Name, address, country)
2. Consignee (Name, address, country)
3. No. and date of Invoice
4. Country of Origin
5. Transport details
6. Remarks
7. Marks, numbers, number and kind of packages; description of goods
8. Quantity
9. Declaration by the Exporter

これらの項目は、「シッピングインストラクション」に入力されている事項と一部重複するので、ケースマーク作成と同様にインボイス作成時にエクセルマクロで作成が可能となりますが、若干の手直しは必要となるでしょう。

また、顧客からの要請で、オリジナルとコピーの必要枚数が変わってきますので、これだけでも、エクセルマクロで設定しておくと、書類作成が楽になりますね。

ご質問があれば、ご連絡下さい。http://www.office-fujishiro.com/contact.html