簡単な輸出インボイス作成マクロ (1) - 「輸出インボイス作成」を通じて「エクセルマクロ」入門、修得

このブログは、貿易関連で輸出書類作成に従事し、あるいはこれから輸出書類作成に拘われ、「エクセルマクロ」にはじめて触れられる方を主な対象にさせて頂いています。

既に輸出インボイスの説明から始まって、「エクセルマクロ」に関しても、基本的なことをお話ししてきましたが、今後は輸出インボイスを作成する「マクロプログラム」をご紹介しながら、その過程でエクセルマクロの用語・プログラミングについて、順次、ご説明していこうと、考えております。

通常、「エスアイ」と呼ばれる「シッピングインストラクション(SI=Shipping Instruction)」にも、様々な形式がありますが、まずはごく簡単な「シッピングインストラクション」を用意しました。

下図をご参照下さい。

今回はごく簡単な、初歩的なインボイスを扱いますが、そのインボイスの上部部分の転記から始めてまいります。

上図の「シッピングインストラクション」の内容を、下図のようなブランクのインボイスフォームを用意しておき、マクロを使用して、転記します。

ご参考までに、上記の「シッピングインストラクション」と「インボイス」を挿入したエクセルファイルをアップしておきます。

この転記をするための「マクロプログラム」は、次回にご説明します。