簡単な輸出インボイス作成マクロ (18)

IX) セルのコピー・移動

今回「簡単な輸出インボイス作成マクロ」例では、「データの移動」を、セルを変数に代入して行っていますが、インボイス作成に於いては、データをコピーして貼り付けることも、よくあります。

ここで、ちょうど良い機会ですので、「マクロの記録」を使って、「コピー」と「貼り付け」を行い、マクロを実行してみましょう。

例として、「シッピングインストラクション」[MESSRS]欄の社名とアドレスを「コピー」して、「インボイス」[MESSRS]欄に貼り付けてみます。

マクロの記録
下記手順で「マクロの記録」を開始して、「シッピングインストラクション」[MESSRS]欄の社名とアドレスを「コピー」します。

「開発」タブで
「マクロの記録」をクリックし、
「マクロの記録」ダイアログボックスで「マクロの保存先」に「個人用マクロブック」を選択し、
「マクロ名」を入力して(今回は規定値のまま)、
「OK」ボタンをクリックして、
「マクロの記録」ダイアログボックスが消えて、[MESSRS]欄を選択して、コピーする。

コピーしたデータを「インボイス」[MESSRS]欄に「形式を選択して」、[値]で貼り付け、
「記録終了」をクリックする。

下記のコードが、「マクロの記録」で作成されました。


マクロの実行

上記のコードを実行するには、[SI]シート上で、「マクロ」ダイアログボックスを表示して行います。

「マクロ」ダイアログボックスは、 「開発」タグで、「マクロ」をクリックすると、表示されます。

または、「Alt」+ 「F7」キーでも、表示されます。

ダイアログボックスの表示後、実行する「マクロ」を選択し、[実行]ボタンをクリックします。


次回、Copyメソッド、Pasteメソッドについて詳しくご紹介します。