「貿易実務」と「エクセルマクロ」 (5)

ケースマーク(Case Mark)


現在、先にリストアップした「貿易実務」と「エクセルマクロ」との関連について、お話ししています。

今回は、ケースマーク(Case Mark)についてお話しします。

ケースマーク(Case Mark)は、シッピングマーク(Shipping Mark)とも言います。

海外顧客から特別な指定が無い限り、輸入者名と住所を「ケースマーク」として、ケース、カートン等の梱包物に表記する場合もあります。この場合は、「インボイス」と「パッキングリスト」のケースマーク欄に "AS ADDRESS" のように、記載します。

通常は、下記のように、顧客名、仕向地、ケースナンバー、原産地等が表記されます。




海外顧客から指定があれば、下記のように、輸入者名を菱形で囲んだり、商品名、注文番号等を表記する場合もあります。


あくまで、海外顧客の指示に従いますが、「ケースマークの作成方法」にしても、「SI (シッピング インストラクション)」を上手に活用すれば、やはり、効率的に作成できる余地があるのではないでしょうか。

例えば、SI (シッピング インストラクション)」にケースマークを組み込んでしまって、「インボイス」と「パッキングリスト」をエクセルマクロで作成したら如何でしょう。

何故か、ケースマークへのアクセスを多く頂きます。「エクセルでケースマーク作成」などという検索を見掛けると、私もマクロでいくつか作成しましたので、おもわず、手を上げたくなってしまいます。

最初はマクロで出来るとは思っていなかったものが、出来てしまって、 自分でも驚いた経験があります。

ケースマーク作成でお悩みでしたら、是非ご連絡してみて下さい。もちろん、マクロで作成できるものと、出来ないものがあり、解決できるとは限りませんが。 

貿易実務に「エクセルマクロ」の活用をお考えでしたら、是非ご連絡下さい。http://www.office-fujishiro.com/contact.html