簡単な輸出インボイス作成マクロ (4)

今回から、実際に、どのような手順で、輸出インボイス用のマクロを作成していくのかを、順に追いながら、前回記したエクセルマクロの基本的な用語も含めて、ご説明してまいります。

I) 「シッピングインストラクション」と「完成インボイス


まず、「シッピングインストラクション(エスアイ=SI)」と「完成インボイス」を見比べ、検討します。

II) 「ブランクインボイス」に手入力


「ブランクインボイス」を用意して、「シッピングインストラクション」を参照し、それぞれの項目を「ブランクインボイス」に、実際に手入力を行って、問題点を探ります。

  • 今回の例では単純な転記だけなので、行いませんが、ここで「手入力での手順」をメモにしておきます。例えば、コピーとか貼り付け、抽出の類いです。
  • この例では、エクセルの[SI]シートの[B3]から[B14]まで入力されている情報を、[INV]シートの各セルに転記することですね。
  • 手順がわかれば、あとはその手順を「マクロプログラム」に変換するだけです。

次回からは「コード」を入力していきます。