簡単な輸出インボイス作成マクロ (16)

VIII) セルの参照と操作

「Rangeプロパティ」でセルを参照
セルを参照・操作するには、「Rangeプロパティ」と「Cellsプロパティ」があります。

下記の例は、「インボイス」を使用した「Rangeプロパティ」の選択例です。

1) [B2]セルの参照

Sub Range1()
  Range("B2").Select
End Sub


2) [B2]セルと[B8]セルの参照

Sub Range2()
  Range("B2, B8").Select
End Sub


3) [B2]セルから[L5]セルまでの参照

Sub Range3()
  Range("B2:L5").Select
End Sub

「Rangeプロパティ」でセルを操作

  • 下記コードは、「Rangeプロパティ」で下図「シッピングインストラクション」の[INVOICE NO.]を変数[INVNO]に代入し、「インボイス」の[INVOICE NO.]欄に出力するものです。
  • セルの値を取得したり、入力するには、「Valueプロパティ」を使用します。
  • [=]は、左辺に右辺を「代入する」という意味になります。
  • 変数に、直接「文字」の値を代入する場合は、ダブルコーテイション[""]で「文字」を囲みます。
Sub Invoice1()
Dim INVNO As String
 
  '入力
Sheets("SI").Select
    INVNO = Range("B3").Value

'出力
Sheets("INV").Select
    Range("K5").Value = INVNO

End Sub


次回は「Cellsプロパティ」をご説明します。